FK Tokyo 通信
2016年ー1月ATMレッスン共通のテーマ
2016年1月のテーマ;第4弾「床を使って動くシリーズ」座る
今月は「座る」が、ATMレッスンの共通のテーマです。
次第に頭の位置が床から持ち上がり、仰向けや這うのと違い、体全体が床に接する部分がだんだん少なくなってきます。
重力のかかり方が変化していきます。
長時間座る時、頻繁に座ったり立ったりする時、日常の中で座っている時など、座る動きは、とても馴染み深い動きです。
習慣的な座り方でいつも同じ座り方をしていることが、全体に影響することはとても大きなものになります。
今よりもっと快適に座ることができたら、他の動きにも変化を及ぼすことになっていきます。
自分自身の中の答えをフェルデンクライス メソッドを通して、探してみてください。
初めての方、パフォーマー、指導する立場にある方、自分自身についてもっと知りたい方、介護をなさっているご家族、演奏家、日常の動きをもっと楽にしたい方など、どなたでもご参加できます。
プラクティショナー一同、いろいろな視点からのテーマで、レッスンをご用意しております。
フェルデンクライスの時間を楽しんでください。
こちら1月スケジュールをご覧下さい。
フェルデンクライス・プラクティショナー
佐藤 英行 ツダ ユキコ なみかわ ももこ サノ ケイコ
Enjoy Being~2016.1.4 ATMレッスンご案内~「仰向け」から「座る姿勢」
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」座る
ー「起き上がる・座る」
2016年最初のレッスンは「仰向け」から「座る姿勢」になる動きを追求します。
「姿勢を変えること」は「重力に逆らって動くこと」です。
これまで「うつ伏せ」の姿勢で重力に逆らって来ましたが「仰向け」では??
もしかしたら「うつ伏せ」の動きよりも、いくらか「慣れ親しんだ動き」になる・・・・かもしれません!??
※今回はアレキサンダー・ヤナーイレッスン集 #169 をベースにしたレッスンです。どうぞお楽しみに!!
2016年1月4日(月) 2:00 PM – 3:00 PM
フェルデンクライス プラクティショナー 佐藤英行
*佐藤 英行のFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
ご希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。からお申し込み頂けます。
新年のご挨拶
昨年は、大変お世話になりました。有難うございます。
今年もおおくの方々にフェルデンクライスのレッスンを体験して頂けるよう活動していきたいと思います。
自分やりたいこと、自分の体を整えること、日常の動きを改善したいなど、
さまざなことに活用できるフェルデンクライス メソッドのレッスンをご利用ください。
どうぞ今年も宜しくお願い致します。
フェルデンクライスTokyo 代表 サノケイコ
自分自身の快適さを無視する強迫観念から思慮深さへ
「床を使って動くシリーズ」這う
「骨盤をゆらして力の道筋を感じる」のレッスンでの感想
骨盤を上下に転がしながら、力がどのように頭の方へ伝わっていくかを探索していきました。
受けた方から
初めは頭が滑っていたのが、最後には骨盤を揺らすと頭が揺れているのを感じた
腰の位置が高くなった気がする
歩きやすくなって、楽しい気分
姿勢が変わった
初め骨盤を揺らして、頭が転がる場合と転がらない場合との違いがあり、この違いを明確に学ぶ過程は人によって違います。
このレッスンの中でのモシェの言葉「心をひらくからだのレッスン」より
「制限というものは自分自身の快適さを無視する強迫観念的な習慣です。
それは一生ついてまわる問題です。
楽しいから、快適だから、よい感じがするから学ぶのではなく、
「そうしなくてならない」と思って学ぶのです。
しなくてはならないとなると実行はしますが、そのやり方はどうでもいいというわけです。」
「二つの方法で動きを行うことができるようになり、選択することができるようになりました。
彼女の自由は拡大したのです。
彼女のパーソナリティーは強迫観念から思慮深い決断へと変化しました。
これにまさる治療がはたしてあるでしょうか?」
根本的に強迫観念的にやらなくてならないと思ってやるのと楽しいとかいい感じがするということで学んでいるのとは、その後、自分のやりたいことをどのようにやるかに大きな影響があるようですね。自分がつい強迫観念にとらわれているのを感じる時は注意ですね。
プラクティショナー サノケイコ
「隠された機能」を見直すことで
「床を使って動くシリーズ」這う
ー「All Fourの準備-3」の感想
「這う」形の準備動作シリーズ第3弾のレッスンに参加して頂いた方々から、こんな感想を頂きました。
「動きがひとになった。」
「肩や肩甲骨の動きがバラバラだったのが、ひとつに融合されて来た。」
「腕や肩の動きを、身体全体で作っていることが理解できた。」
「腕で身体を支える」とういことは、あまり日常的ではないのかもしれません。
私たちの腕は体重を支えることに慣れていないのです。
しかし「腕を前脚として使う」という機能は私たちの中に残されているのです。
そんな「隠された機能」を見直すことで、普段の「動き」にプラスとなる「何か」を見つけることができるかもしれません。
フェルデンクライス プラクティショナー 佐藤英行
*佐藤 英行のFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
ご希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。からお申し込み頂けます。