コントロールしやすい部分に生まれる変化は、全体に影響する

全体で観る 足・膝・股関節ー全体のレッスンでの声

足首、足の裏の意識を持ったまま、骨盤や頭、肩の動きを感じるレッスンでした。

受けてくださった方の声

骨盤を意識して足を動かすのはやりやすいが、その逆は難しい

・左右の違いをいつもよりハッキリわかる

・足首がいつもよりふわっとした感じ

・いつものしっかりと立っているのと違う感じ

・足の動きだったが、呼吸が楽になった

・足の裏が床にピッタリとついている

・股関節がかなり動いた

いろいろなことを感じてくださいました。

このレッスンでは足の裏をずっと意識を向けたまま、足首の動きを滑らかな動きで動いていくようにし、膝や骨盤で必要以上に動かないでいられることを体験するものでした。そのことが歩く時や立った時に足首、膝、股関節、骨盤に何らかの影響をもたらす。

足の裏を意識して末端である足、脚を大きく動かし、中心部分の骨盤や背骨にどのような動きが生まれるかを注意していきました。こうして全体を観ていきました。

 

モシェの著書;フェルデンクライス身体訓練法から部分から全体への影響に関する部分をご紹介します。

「完全無欠な全体性がない時でさえ、われわれは一個の全体として行動する。我々は一個の全体として行動する。

だからこそより困難な部分に対する意識のコントロールを発達されることも可能になるのだ。

コントロールしやすい部分に生まれる変化は、直接働きかけられない部分を含んだ、残りの機構に影響を与える。

間接的な影響もまた、一種のコントロールにほかならない。

なすべきことは、この間接的影響の芽生えを明確な認識に転化する訓練方法である。」

サノ ケイコ

2022-02-26 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

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