FK Tokyo 通信

Enjoy Being 〜足の指を意識して 〜

テーマ「足の指」でのレッスンしました

前回の「利き手の動き」に続いて、今回は「足の指」に意識を向けていくレッスンを行いました。

以下、参加してくださった皆様のコメントです。

・普段どれだけ足の指に意識を向けていないか?がわかった。

・終わった後、歩くときに踵から足の指に体重が移っていくのを感じることが出来た。

わたしたちは、日々の生活を送るうえでは、足の指のことなど考えていないのかもしれません。でも歩くときには、地面と身体との接点になる大切な場所なのです。

毎日働いている「足の指」を時々意識するのも、自身の「動き方」を振り返る良い機会かもしれません。

フェルデンクライス・プラクティショナー 佐藤英行

2014-10-03 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

 

かぜあそび~脚から胸へつたわる力を感じて歩こう~

「脚から胸へのつながり」でレッスンをしました。

床を足で押した力が、上の胸や頭の方へどのように、そしてどこを通って伝わっていくかを色々な注意の向け方や動きをやってみました。

小さい動きから始めて、仰向け、うつぶせ、横向きと色々な姿勢で動きを探索し、だんだんと動きは全体を使った大きな動きになります。でも、力はずっと少ないままで、動きは自然に大きくなめらかに動く感覚を味わっていきます。胸骨に手を置き、骨盤の動きを手で感じたり、骨盤で胸の動きを感じて動きの伝わり方を観察していきます。体の色々な面が床に重さを預けることで、床が私たちの感覚に情報をもたらしてくれます。こうして注意を向けていくと、うまくやろうとしたり、正しくやろうとしなくても、動きは次第に変化していきます。

フェルデンクライス メソッドの動きは、普段やりなれない動きをたくさんやります。たとえ、うまくできなかったとしても、動きに変化が起こるし、歩く動きに変化をもたらします。

立った時に楽に立っていることを感じて、歩き始めると足からの力がどんな風に伝わっていくのかを最後に味わいました。

生徒さんの声

*自分の手で胸骨を触ることでよく動きを感じられて、こんなふうに脚の力が上へとつながるんだと感じて、わかりやすく、それが感じられて面白かった

*歩き始めは違和感があったが、歩くうちに、いつも自分どこで止めているかがわかった、今はスムーズに歩けている。

*膝に痛みがあったが、レッスンが終わって帰るとき、痛みは感じられなかった。

*歩くとき、頭をどの方向へついていくかなんて考えてことがなかった。自分がいつも頑張って歩いて力を入れているのに気がついた。

歩くって毎日やっている動きだけど、どうやって歩いているかなんてあまり気にもしていない。ということが多いですが、一人一人違っていて興味深い動きです。

脚からの力を効率よく頭の方への伝わる感じは、歩くのが楽しくなったり、疲れにくいと感じたり、呼吸のリズムや全体の力の使い方にも違いを感じる助けになるかもしれなません。

フェルデンクライス メソッドでは、同じやり方をエクササイズのように何度もやってできるようにするというやり方はしません。同じやり方で何度もやるのではなく、違うやり方や違う部分に注意を向け、自分にとって楽な動きをさがしていきます。すると、次第に動きや感覚、思考に変化をもたらしていきます。

このような学び方は自分が何かやりたいことをするために活用できる方法です。試してみては?

プラクティショナー サノ ケイコ

面白かった

2014-10-02 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

 

〜Enjoy Being〜 9/29 ATM レッスン案内 

enjoybeing_s-logo

 

テーマ「足の指」

「形が似ている」ものは、その「使い方」も似たようなものにまります。たとえばコーヒーのマグカップとBeerの大ジョッキ。

大きさは別としても、両方とも「飲み物を飲むための道具」としての機能を完璧に備えています。
人間の身体でも同じような形をしているパーツがあります。たとえば「手=hand」と「足=Foot」です。

 
『???』と思うかもしれませんが、手と足の骨の形は、ほんとうにそっくりなのです。私たちの「足=Foot」には、まだ未発達な機能が隠されているのかもしれません。

 
今回のレッスンでは「足」と「足の指」の動きを探索します。「痛み」でもない限り、普段あまり意識しない部分かもしれませんが、きっと新しい発見があると思います。

 

2014年9月29日 @ 7:00 PM – 8:00 PM    レッスンを予約

フェルデンクライス・プラクティショナー 佐藤英行

2014-09-27 | Posted in FK Tokyo 通信, NewsComments Closed 

 

〜Enjoy Being〜 「利き手の動き」に気づいて

「利き手の動き」のレッスンを終えて

人間の身体は「ほぼ左右対称」に出来ています。そして右と左 にある ふたつの器官は「まったく同じ」に機能するのではなく「どちらか片側が優位に働く」という性質を持っているようです。
「利き手」はそのもっとも著名な例ではないでしょうか?
いつも働いている「利き手」は、もう片方の手よりも器用で力強いかもしれませんが、無意識に使っているだけに「どんなふうに動いているか?」をあまり意識しないのではないでしょうか??

以下、生徒さんのコメントです。

 ・普段、あまり指の動きを意識していなかった。面白い経験だった。 

 ・指一本だけを動かすことが難しいことに気づいた。他の指も無意識に動いてしまうのが、ある意味で「新鮮」な感覚だった。

 ・レッスンが終わった後、腕が「重く」感じた。

器用で力強い「利き手」ですが、毎日の生活では案外「一定の動きのパターン」を繰り返しているのかもしれません。そして、利き手側の身体の半分は、気付かないうちに力が入っているようです。

そんな利き手の動きに改めて気付くことで、普段自分が何をしているのか?を理解することが出来るかもしれません。

フェルデンクライス・プラクティショナー 佐藤 英行

2014-09-27 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

 

かぜあそび~体と脳の関係~

テーマ  「背骨の鎖」

今月2回目の「背骨の鎖」でのレッスンをしました。

腕に特定の制約をかけたポジションで背骨一つ一つを感じていきました。腕を正確に動かすことに一所懸命になってしまいがちで他の体の部分に注意を向けるのが難しいと感じるところです。

フェルデンクライスではできない動きをできるようにするためのものではありません。他の色々なレッスンを受けてまたこの動きをやってみるとやりやすくなっている場合があります。ですから、動きをうまくやる必要はありません。

楽に快適にできる動きを探し続けます。それで本当に動きは改善されるの?と思いますか?是非体験してください。

受けた方の感想は・・・・

*自分の中では思っていた位置に動かしているつもりだったが・・・・。意識が右とは違ってた。

*途中は背中の緊張が緩んだ感じがしたが、最後に頑張りすぎたのか緊張していると感じた

*最後に後ろ向きに歩いた時、背骨を感じながら歩けたのが面白かった

*身体の全体の感じが、FIレッスン(個人レッスン)を受けた時のような感じがした

左右の違いを感じたり、頑張っている自分に気づいたり、面白いことを発見したり、感じることも学ぶことも様々です。自分の身体感覚を正確に持つというのは、本当に難しいですね。

体がやっていることことを脳では分かっていなかったり、脳が分かっていることを体は分かっていないといことが起こりますね。

たくさんのレッスンを受けていく中で、自己イメージが変化していくと選択しも増え、動きの質の変化へと繋がっていきます。

痛みからの開放やパフォーマンスを向上したい時に、フェルデンクライス メソッドはとても役に立つことができます。

プラクティショナー  サノ  ケイコ

2014-09-27 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

 

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