FK Tokyo 通信
かぜあそび~5/1(日)、5(祝・木)ATMレッスンご案内~脚と背骨
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」歩く
「脚の動きと背骨とのかかわり」
脚の動きが、骨盤、胸にどのように影響していくかを探索していきます。
今月のテーマ「歩く」ことに、この動きの経験がどのように影響していくかを楽しんでください。
初めての方、パフォーマー、スポーツをしている方、何かを指導している立場にある方、障害をお持ちのご家族や介護の必要な人をささえている方、ご自身の動きを改善して自分のやりたいことを上達したい方、日常の生活を楽に過ごしたい方、どんな方でもでご参加できます。
プラクティショナー サノケイコ
*サノケイコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。ご希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。からお申し込み頂けます。
2016年5月ーATMレッスン共通テーマのお知らせ
2016年5月のテーマ;第8弾「床を使って動くシリーズ」歩く
フェルデンクライスTokyoを立ち上げて、お陰様でこの4月で3年目を迎えさせて頂ける喜びをかみしめております。
日頃の皆様に感謝の気持ちを込めて、4月に引き続き5月も「言葉と手で触れるガイド」レッスンを企画いたしました。
ATMレッスンは言葉によって注意を向けて、自分自身の感覚、動きを感じていくレッスンです。
「言葉と手で触れるガイド」では言葉だけでなく、手で触れることでさらに感受性を高めるレッスンです。 手で触れるFIレッスンでの要素を取り入れ、言葉だけのガイドで行うレッスンとは違う感覚を体験できます。
FIレッスンがどのようなものかを感じる機会にもなります。
今月ATMレッスンの共通のテーマ「歩く」のレッスンを各プラクティショナーが、それぞれの視点で行います。
初めての方、パフォーマー、指導する立場にある方、自分自身についてもっと知りたい方、介護をなさっているご家族、演奏家、日常の動きをもっと楽にしたい方など、どなたでもご参加できます。
フェルデンクライスの時間をより多くの方に楽しんで頂きたく、これからもいろいろな新たな試みをやっていこうと思っております。
どうぞフェルデンクライス メソッドレッスンを経験し、より人生を豊かに。
こちら5月スケジュールをご覧下さい。
タイトルの前に「言葉&触れる」と表示されている日が「言葉と手で触れるガイド」のレッスンになります。
フェルデンクライス・プラクティショナー
佐藤 英行 ツダ ユキコ なみかわ ももこ サノ ケイコ
目的までの道のりが大切
「床を使って動くシリーズ」バランス
「腕と背骨」レッスンで感じたこと
腕全体を回す動きを通して、背骨、骨盤、頭とのかかわりを体験し、腕から動き始め、全体への力の伝わりを感じていくようなレッスンでした。
レッスンを受けて
左腕を回して、何で右に振り返るのが初め見ていた景色よりずっと後ろの方まで見れたのかびっくりした
振り返る時に右に重心が移動していくのが感じられる
振り返るのに、自分が今までにやっていたやり方と今やっているやり方が、背骨の動きが全然違うのだ気づいた
鎖骨、胸の上の方が広がっている感じ
今月はたくさんねじる動きを体験して、頭と胴体との が変化すると全体との調和がどのように感じらるかをいろいろなやり方で試してみました。
来月のテーマ「歩く」ことへ繋がっていくことだと思います。
レッスンを受ける理由は人それぞれです。感じ方も様々です。モシェの「心をひらく体のレッスン」から目的についてご紹介します。
「ここにいる皆さんは、だれひとり同じ目的をもってここへ来ているわけではないでしょう。
だから、ここへ来た道のりこそが重要なのです。」
「目的に達するとどうなりますか?それ以上はなにもすることがなくなります。目的までの道のりこそが大切なのです。」
「人生をよりよくしなければならないということです。改善しなければならないのはその目的を達成する方法なのです。」
目的は次々と出てきます。目的が何であれ、道のりの中で経験していく過程が大事なのですね。
プラクティショナー サノケイコ
体を回すことは、どんな動きをするときも大事な要素
「床を使って動くシリーズ」バランス
「頭を高くしながら、まわす」のレッスンで感じたこと
胴体と頭の動きを区別する能力を高め、ねじる動きがより改善され、立った時の頭のバランスに影響していくレッスンでした。
レッスンを受けて
歩いて、体が軽い
背骨を触ってもらうと、頭が高くなって体が回っていくのがわかる
体を中心軸で回す動きにいつもと違う感覚を味わい、注意を向けたことで変化を感じていました。
「フェルデンクライスの脳と体のエクササイズ」から体をまわすことについて
「体を回すことは、どんな動きをするときにもとても大事な動きの要素です。実際私たちは日々何千回も体を左右に回します。
歩く、走るなどの動きでは一歩ごとに体を回す必要があります。
ペンに手を伸ばす、靴を履くなどの単純な動作にさえも、体をまわす小さな動きがとても多く含まれているのです。」
体を回す動きの改善は、日常の動き、スポーツをする時、パフォーマーにとって、あらゆる動きに影響されていきます。
プラクティショナー サノケイコ
自己防衛という観点から動きをみると
「床を使って動くシリーズ」バランス
「背骨をイメージしながら、まわす」のレッスンで感じたこと
体を回して捻じる動きを、背骨から動き始めるようにイメージしながら骨盤や腕を動かしていきました。
左右に頭を回して振り返る動きの変化を感じてみました。
レッスンを受けて方から
首だけで頭を回していたが、骨盤から背骨を使っているのがわかる
自分の体の左右差にびっくりした。片側はまだあまり動かない感じがあるが、反対側はとてもよく動いて、こんなに動けるんだと思った
姿勢が変わって体が軽いと感じる
振り返る時、レッスン前は頭が前に垂れていくように回していたが、レッスン後は尾てい骨を中心に回っている感じで、肩越しに振り返っている
初めは振り返るのと反対の肩を前に出そうとする意識が強かったのが、振り返る方の肩を後ろに引くようにする意識している
振り返る時に首だけを使うと思っていたので、骨盤や肋骨を使っていいとは思わなかった。骨盤や肋骨を大きく動かさず、頭を左右に軽く動かすだけでも初めよりやりやすくなっている
体をねじりながら回す時に、頭をどのように背骨の上で回すかに新たな感覚があったのではないかと思います。
以前に「心をひらく体のレッスン」から頭の動きについて紹介しました。
「頭が自由に動けるようにしておく能力は自己防衛にとって欠かすことができません。」
自己防衛についてもご紹介します。
「自己防衛という観点から動きを検討すると、その動きの質には独特の要素があり、特に準備のために構えなおすということがないのがわかります。
すると、一つ目、二つ目、三つ目と準備動作がはいる動きは、どう考えても悪い動きだということになります。
私たちの神経系は、自己防衛を可能にし、なめらかな動きができるようにつくられています。」
日々の中で体を回す、頭を動かすことをたくさんやっていますが、どのくらい滑らかにやっているでしょう。
単純と思える動きをより良くできることは、自分の仕事ややりたいことをより良く改善できることへと繋がっていくことだと思います。
日々忙しく時間に追われてしまいますが、自分のやっていることを学ぶ時間を持つことは、とても大切なことではないでしょうか。
プラクティショナー サノケイコ