自己防衛という観点から動きをみると
「床を使って動くシリーズ」バランス
「背骨をイメージしながら、まわす」のレッスンで感じたこと
体を回して捻じる動きを、背骨から動き始めるようにイメージしながら骨盤や腕を動かしていきました。
左右に頭を回して振り返る動きの変化を感じてみました。
レッスンを受けて方から
首だけで頭を回していたが、骨盤から背骨を使っているのがわかる
自分の体の左右差にびっくりした。片側はまだあまり動かない感じがあるが、反対側はとてもよく動いて、こんなに動けるんだと思った
姿勢が変わって体が軽いと感じる
振り返る時、レッスン前は頭が前に垂れていくように回していたが、レッスン後は尾てい骨を中心に回っている感じで、肩越しに振り返っている
初めは振り返るのと反対の肩を前に出そうとする意識が強かったのが、振り返る方の肩を後ろに引くようにする意識している
振り返る時に首だけを使うと思っていたので、骨盤や肋骨を使っていいとは思わなかった。骨盤や肋骨を大きく動かさず、頭を左右に軽く動かすだけでも初めよりやりやすくなっている
体をねじりながら回す時に、頭をどのように背骨の上で回すかに新たな感覚があったのではないかと思います。
以前に「心をひらく体のレッスン」から頭の動きについて紹介しました。
「頭が自由に動けるようにしておく能力は自己防衛にとって欠かすことができません。」
自己防衛についてもご紹介します。
「自己防衛という観点から動きを検討すると、その動きの質には独特の要素があり、特に準備のために構えなおすということがないのがわかります。
すると、一つ目、二つ目、三つ目と準備動作がはいる動きは、どう考えても悪い動きだということになります。
私たちの神経系は、自己防衛を可能にし、なめらかな動きができるようにつくられています。」
日々の中で体を回す、頭を動かすことをたくさんやっていますが、どのくらい滑らかにやっているでしょう。
単純と思える動きをより良くできることは、自分の仕事ややりたいことをより良く改善できることへと繋がっていくことだと思います。
日々忙しく時間に追われてしまいますが、自分のやっていることを学ぶ時間を持つことは、とても大切なことではないでしょうか。
プラクティショナー サノケイコ