立つ姿勢の改善は、呼吸、表現に影響する

 

床を使って動くシリーズ「立ち上がる」

「骨盤を使って、全体を動かす」のレッスンで感じたこと

お腹の力を抜くとどのくらい楽に骨盤が持ち上がるか、胸の力を抜くとどのくらい楽に腕を動かせるかを経験すると立ち上がる動き、呼吸には、どのような違いや感覚があったでしょう。

レッスンを受けたからの声~

レッスン前に立っている時は筋肉で立っている感覚だった。レッスン後は、神経が通って全身つま先までの感覚のつながりを感じて立っている。

目線が高くなって、背が高くなった感じ、歩くときの脚が出しやすく、上体も脚も軽い。

レッスンで骨盤を持ち上げるときお腹が前に出て持ち上がるのをやった時にすごく楽に動いたのが心地よく、立った時にそんなにお腹を締めていなくていいんだ感じた。

いつも胸を高く引き上げようとしていたが、今はそうしようと思わなくても自然に胸は高くなって、呼吸が楽になっている

立った時にいつもとの違いを感じると、同時に呼吸が楽であることに気づいている点が興味深かったです。

 

モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」から呼吸と立つ姿勢について、一部紹介します。ご参考ください。

「人間の骨格構造のしくみからすると、重力に対して骨格を適正に配置しなければ、呼吸を正しく調整することは不可能に近いと言える。

呼吸法の改造は、間接的に骨格筋の調整を改善して、より良い立ち方や動き方ができるようになったとき、その度合いに応じて実現できる」

 

姿勢と呼吸には大きな関わりがあるのですね。

以前に書きましたが、どのように立つかと表現することの関わりを考えると、

わかっていると思っていた「立つこと」について注意を向けてみると、もっといろいろなことに気づくかもしれないです。

プラクティショナー サノケイコ

 

 

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2016-02-26 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

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