体験は、自ら発見する力

バランスとアンバランス「背中で歩く」の感想

足で床の方に向かって押す力が骨格をどのように伝わっていくかの過程を探索していきました。

最後に歩くことに注意を向ていきました。足で床を押す力が体の中を通って、頭を進む方向へと移動させていく時の全体の体の使い方へと繋がるレッスンでした。

受けて頂いた方からは

*自分は今までに、こんなふうに歩いていなかった。

*足の裏が安定している。腰の位置が高くなったと感じる

*脚の前側の付け根の部分がちょっと変な感じがあったのが、違和感がなくなった

*床を使うことの大切さを感じた

などなど、いろいろな反応がありました。同じレッスンを受けても感じることは一人一人違いますね。

また、お腹を緊張させて脚を動かすことと、お腹を緊張させずに背骨を長く体全体を使うこととの力の伝わり方が全然違うことを学びました。

レッスン後いろいろと話をしている中で、踊る時に、脚を高く上げる・深く膝を曲げる(グランプリエ)・片足で回る・ジャンプするなど全ての動きにおいて床を使うことがこんなにも大切だと頭でわかっているだけでなく、体で感じたこと。

腹筋でお腹を緊張させなければならないという変な思い込みが、体全体を使って脚を高くあげることを妨げていたと気づいたことです。そして、ダンスのレッスン中、先生に言われた言葉の意味がどういうことかがわかったなど、いろいろなことが自らどんどんできました。

ひとつのレッスンの中には、いろいろな視点が含まれています。体験が自ら発見することへと導いていったようです。

レッスンの体験を話す中でも、人の意見を聞き、そこからもあらゆることに発見していく時間でした。

プラクティショナー  サノ ケイコ

*FIレッスンでは・・・・

ATMレッスンの言葉でのレッスンの代わりに、FIレッスン(個人レッスン)では手 で行うレッスンです。プラクティショナーの手が自分自身の動きに注意を向けさせてくれます。ATMレッスンと併用することで更に感受性は高まり、改善する ことができるレッスンです。FIレッスンもどうぞ体験してください。詳しくはこちらをご覧下さい。

2015-02-25 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

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