FK Tokyo 通信
意志力ではなく、能力を改善する努力を
「床を使って動くシリーズ」とぶ
「手・腕と胸との関わり」のレッスンで感じたこと
このレッスンでは、手や腕の力を減らし、お互いの手がいつも柔らかな状態で、動きは可逆性があるように行っていきました。
受けて頂いた方からは
同じ動きでも注意の向け方で感じるものが違っていた。左右の違いも感じられた
脳と関係しているのではと思えた。体自体は衰えるが、脳は衰えないなら、自分のようなものでもまだまだ、これからが楽しみ。(70代の女性)
肩甲骨と肘、鎖骨の動きが少し分かった気がする
小さい頃に遊び(縄跳び、鉄棒、石けり、鬼ごっこ)の中で自然に、歩く、走る、とぶなどの動きを学んできたはず。
ところが次第に年を重ねるにつれ、無理だと諦めるのか階段を飛び降りるとか飛び上がるなんてことは次第にしなくなってしまう。
モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」より
「たやすくて楽しい活動のみが、人間の日常生活の一部となり、いかなる場合にも役に立つものとなるからである。
実行するのが苦しい行動、そのために自分の内部の抵抗を無理矢理克服しなければならないような行動は、自分の日常生活の一部とは決してならない。
年をとるにつれ、そういう行動を行う能力はすっかり失われてしまうだろう。」
年を重ねると難しいと感じることが増えてくるが、意志の力でなく、能力を改善する方に努力をすれば、年齢に関係なく動きは改善できる。
脳が変化し続けることができるなら、どのように能力を改善すればいいか試してみるチャンスがあるとは有り難い。
プラクティショナー サノケイコ
7/25(月)ATMレッスンご案内~足の動き
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」とぶ
ー「足の動きと感覚」
自分の足の動きを詳しくみることは、あまり日常的ではありません。
立てて歩けてしまえば、なんとなく形になってしまう「足」は、
歩いているときにはまるで機械仕掛けのように自動的に同じ動きを繰り返しています。
あまり自分の考えは及びません。
そんな「足」に今回は注目してみたいと思います。
※今回はアレキサンダー・ヤナーイレッスン集 #304をベースにしたレッスンです。どうぞお楽しみに!!
フェルデンクライス プラクティショナー 佐藤英行
*佐藤 英行のFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。
ご希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。からお申し込み頂けます。
7/19(火),21(木)ATMレッスンご案内~足の指の付け根と踵の意識
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」とぶ
「足の指の付け根を意識して脚をスイングする」
背骨を長く、柔らかく使うように、脚をスイングしていきます。
また、足の指のつけ根、踵を意識しながら、脚をスイングしていきます。
立つ、歩く、走る、とぶ時に、床との関係で足の指の付け根、踵部分の意識が、どのように影響しているかを体験ください。
床から離れる時、床に降りてくる時に指のつけ根と踵を意識すると動きにどのような違いがあるかを楽しんでください。
初めての方、パフォーマー、スポーツをしている方、何かを指導している立場にある方、障害をお持ちのご家族や介護の必要な人をささえている方、ご自身の動きを改善して自分のやりたいことを上達したい方、日常の生活を楽に過ごしたい方、どんな方でもでご参加できます。
プラクティショナー サノケイコ
*サノケイコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。ご希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。からお申し込み頂けます。
行動を意図から切り離す
「自由な胸郭で頭を軽く」のレッスンで感じたこと
足から頭まで、力が背骨を通っていく感覚を味わい、最後に床の上で体全体で転がって起き上がって転がって遊んでみました。
受けた方からは
安定しているが、体全体が軽い
全体の感覚が違っていて、歩きが変化している
転がりながら起き上がるという目的を忘れ、床との接地面に注意を向け、いつ力が入るかに意識を向けて床を使うことを学んだ瞬間に、
体は自然に転がり座り、また転がり座りと続けていけるように変化していったことがとても面白かったです。
モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」から
「改善された行動の必要条件のひとつは、行動を意図から切り離すことである。
・・・・・これは自分の行う行動の質を理解する助けとなり、それを吟味する手段ともなる。」
起き上がろうとする意識が強すぎると床から早く持ち上げようとして体が緊張し始める。
床を十分に使う前に持ち上げてしまうので、力をたくさん使いすぎ、呼吸も制限され努力感を感じてしまう。
そのことに気づくことができれば、動きは自然に滑らかに少ない力で、起き上がり転がり続けることを実感できる。
自分自身で気づき、改善することができる。
このことは困難な状況になったときにも、ヒントになるか試してみたい。
プラクティショナー サノケイコ
7/16(土)ATMレッスンご案内~伸びやかな胸
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」とぶ
「やわらかな胸」
からだ全体と声の関係を探るー伸びやかな胸
からだは楽器です。余計な筋緊張を減らし、伸びやかで柔軟なからだは、呼吸、発声、響の改善にもつながります。
自分らしい無理のない声を探っている方はもちろん、動きの改善、より快適さを求めている方、初めての方、どなたでも参加いただけます。
澄まして 感じて よりよいうごきへ~
Lesson Sumasu澄 プラクティショナー ツダユキコ
ツダユキコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。こちらからお申し込み頂けます。