体は動くために設計されている

「床を使って動くシリーズ」バランス

「足の上のバランス」のレッスンで感じたこと

足首の動きが、脚を伝って骨盤が動き、その動きが背骨を伝って頭へ向かう感覚に注意を向けていきました。

レッスンを受けた方からは

足を左右に動かすと腓骨が動くのを初めて感じた

歩く時に脚と頭の軽さを感じ、左右に振り返る時に脚全体が回っているのだと感じた

足首の動きが多かったが、変化は頭の方まで影響していました。

「フェルデンクライスの脳と体のエクササイズ」から足について、ご紹介します。ご参考下さい。

「もしも、ただじっと立っているために体が設計されたのだとしたら、多分私たちには足というものがなかったでしょう。

きっと、彫刻の台座のような幅広で硬い底面を支えにしていたでしょう。

ところが、素晴らしいことに、私たちの体は動くために設計されているので、

広くて硬い基底のかわりに、足というものを持っているのです。」

あらゆる面に対して対応できる柔軟な足があるからこそ、体全体の重さを支え、バランスとることができるのですね。

足と頭はとても離れていますが、バランスに大きく関係しているようです。

今回のレッスンを通して、トウシューズを履くバレリーナ、ダンサーは、足と床との感受性を高め、体全体とのバランスの関係を注意深く学ぶことは重要だと感じました。

プラクティショナー サノケイコ

2016-04-15 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

関連記事

Menu