動きの変化は、意識を広げる始まり

「床を使って動くシリーズ」転がる・這う

「肋骨と胸郭の動きの柔らかさ」のレッスンで感じたこと

主に上体の動きを左右にねじる方向へと転がし、頭や目を使って、胸と頭を別々の方向へ動かしました。

このレッスンを通して、振り返る動きにどのような違いが起こるかを楽しんでいきました。

受けた方からは

こんなところが動くんだと気づいて、立った時の姿勢が頭と肩の位置が前に出ていたのが、無理なく立っている

下半身の安定性と上体の軽さを感じて、肩の位置が変わり、背が高くなった

振り返る時に重心が自然に向く方へ移動していくのを感じて、振り返りやすくなった

寝た時に片方の肩が床から持ち上がっていたのが、最後には楽に床に降りているのを感じた

自分自身の内側で起こっている安定性や姿勢の変化、動きの向上などに気づきました。

モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」より運動が意識をより広げることについて、ご参考ください。

「中枢神経系に生じていることに気づくのは、姿勢、体の安定感、態度に起こった変化に気づいたときであり、そういう変化は筋肉自体に生じた変化よりも感じとりやすいのである。」

「筋肉は意識の目覚めに重要な役割を果たす。筋肉系の変化は、それに先立って運動皮質に対応する変化が生じない限り起こりえない。」

筋肉の変化は、パターン化してるものへ影響を与え、意識の可能性が広がるようだ。

 プラクティショナー サノケイコ

2015-12-02 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

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