自分にできることを別のやり方でもできるようになり

「床を使って動くシリーズ」転がる・這う  

「足首を持って転がる」のレッスンで感じたこと

足首を持って、円に沿って転がり続ける動きに向けて探索していきました。

初めは、足首を持って転がることは比較的やりやすいが、戻ってくる時になるべく力を使わずに起き上がることが難しいようでした。

骨盤周りの緊張やお腹の緊張が変わり、更に胸の動きが頭との関わりをいつもと違う経験をしたことで、自然に転がり続けることがなめらかになっていきました。

今回のように初めはできないと思った時に、やり方を教わってできるようになるやり方もあります。

フェルデンクライスでは、自分自身の体がどのようにやっているかに注意を向け、違うやり方をいろいろと経験したことで、自然にできるようになったり、初めより多くの部分を参加させていくのを感じたりしてきました。

いつも運動をしている人やフェルデンクライスのレッスンを沢山経験している人だけができたわけでなく、誰もが、できないと感じた動きの向上がありました。

モシェの「心をひらくからだのレッスン」から、学ぶことについてご紹介したいと思います。ご参考ください。

「学習というものは、自分にできることを別のやり方でもできるようになり、選択肢の幅が広がるようになる過程であると言えます。

違いが重要です。

そうでなければ、選択の余地はありません。

これこれの動きをしろと強制する者はだれもいません。しかし、選択の自由は自分のものです。」

プラクティショナー  サノケイコ

2015-11-24 | Posted in FK Tokyo 通信, ReportComments Closed 

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