同じ動きでも、動き方はみな違う

頑張るを知る「脚はどこから使うか?」のレッスンで感じたこと

脚から腕までの対角線のつながりと縦のつながりの動きを通して、全体の体の感覚に新たな感覚を感じる体験をしました。

自分の今までの体の部分の意識的に注意を向け、部分と部分の動きの違いを体験したことで、脚の始まりの感覚の変化が歩き方を変えたり、関節や筋肉の緊張の違いから歩き方の変化を感じ、ずっと楽に歩いていることに気づいていました。

みな同じように歩く動きをしますが、歩き方には違いがあり、一人一人違います。

長い間に作り上げてきた自己イメージに従って行動しているなら、内部に持っている自己イメージを変えることで、効率よく動き方を変化させることになります。

モシェが本の中で「自己イメージを変化させるのに必要なのは」について、こんな風に説明しています。少しわかりにくい表現ですが、参考までに(フェルデンクライス身体訓練法より)

「自らの反応の動力学を変化させることであって、ただ単にある行動を別の行動に置き換えることではない。そのような変化は自己イメージの変化だけでなく、行動を動機付けるものの性質や関係する体のあらゆる部分の動かし方に変化をもたらす。 このような変化が起こると各自がみな同じ行動をする際には、そのやり方にいちじるし相異が現れる」

例えば、踊りで群舞(皆が同じ動きを同時に行う)のがあります。群舞の凄さは、全員が全く同じ動きを同じタイミングで動くからこそ、一人一人が違う豊かな身体表現であれば、迫力が増して見えてきます。実際以上のものが感じられます。

プラクティショナー サノ ケイコ

*FIレッスンでは・・・・

ATMレッスンの言葉でのレッスンの代わりに、FIレッスン(個人レッスン)では手 で行うレッスンです。ATMレッスンでは感じられなかった感覚が明確になり、プラクティショナーの手が自分自身の動きに注意を向けさせてくれます。ATM レッスンと併用することで更に感受性は高まり、改善する ことができるレッスンです。FIレッスンもどうぞ体験してください。詳しくはこちらご覧下さい。

 

2015-07-25 | Posted in FK Tokyo 通信, ReportComments Closed 

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