教育と学び

腰ーイメージ力を使って「体の中のスペース」のレッスンから感じたこと

このレッスンでは、かなりイメージ力を使って、動きを探索していきました。

私自身も初めてこのレッスンを受けたときに、自分の体にやさしい糸と手がついていることをイメージすることがとても難しかったのを覚えています。

レッスンを受けた方からも

*いつものような指示と違い抽象的なやさしい糸と手をイメージするのが難しかった

*どのような動きか途中で、分からなくなったりした

という感想がありました。

それでも、レッスン後には

*呼吸が入りやすくなった

*自分と周りとのスペースを感じる。ー今までは、自分の意識は前側の部分の空間だけだったが、後ろ側の空間も感じる。自分の後ろ側もあったと感じるー

*後ろ側を感じたことで、かかとにしっかりのっていると感じる

*自分と周りの環境との距離感を感じるー壁と自分、天井と自分、他人と自分ー

レッスンで何をしたかが重要ではなく、動きがはっきとわからなくても、どのように体の中を繋がっているのかそこで起こっていることを観察していくことで、あらたな感覚をもたらすことになったようです。

私が教えたことではなく、動きを通して自ら学んだことです。

フェルデンクライス メソッドは、教えてもらう教育というより、自ら学んでいく”学び”と言えます。自分の体は、日々違う状態ではないでしょうか。今の自分の体といつも向き合って、学び続ける経験を試してみてください。

プラクティショナー  サノケイコ

*FIレッスンでは・・・・

ATMレッスンの言葉でのレッスンの代わりに、FIレッスン(個人レッスン)では手 で行うレッスンです。ATMレッスンでは感じられなかった感覚が明確になり、プラクティショナーの手が自分自身の動きに注意を向けさせてくれます。ATM レッスンと併用することで更に感受性は高まり、改善する ことができるレッスンです。

FIレッスンもどうぞ体験してください。詳しくはこちらをご覧下さい。

2015-04-08 | Posted in FK Tokyo 通信, ReportComments Closed 

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