ツダ ユキコからreport~「春のおしゃべり ATMを楽しもう ♪」

4人のプラクティショナーが 、月ごとに自分の感じていることやお知らせしたい情報などフェルデンクライスに関することを皆様にお届けしています。

第32号-2019年2月は、ツダ ユキコからお届けいたします。2019年3月はサノ ケイコです。お楽しみに。

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2019 春のおしゃべり ATMを楽しもう 

レッスンの意図するところは–能力を改善することー

可能性の限界を広げ、

不可能を可能に、

困難をたやすいものに、

たやすいものを楽しいものにかえることである。

なぜなら、

たやすくて楽しい活動のみが、

人間の日常生活の一部となり、

いかなる場合にも役立つものとなるからである。

          –(フェルデンクライス身体訓練法より引用)

ATMレッスン

プラクティショナーが、参加者に向かって、

動作の案内や、問いかけを

言葉を使って進めていきます。(お手本は無し)

初めて参加の方、参加経験のある方などへ向かって、

同じ問いかけをしていくのです。

参加者は、それに応えながら、

カラダを動かしていきます。

個人個人に当てはまる問いかけもあれば、

そうでない問いかけも含まれています。

そのなかでは、

「その動きは難しい」と感じる動きもあるかと思います。

更に、“指示通りに動くこと” にこだわりを持つと

「何とか上手くやり通そう!」と

力を頼りにしてうごいてしまうことがあるかもしれません。

息をつめて、無理に頑張るっているカラダは、

緊張が全身に広がっていきます。

すると、感覚は、カラダを観察する余裕を失い、

ATMの期待されるものから遠ざかることにもなってしまいます。。

感覚が分からないな、と思う時は

休憩して、静かになったところから

再び始めてみましょう。

限界を感じない範囲で、動きの伝わり方、感じを十分に楽しんでみてください。

感覚の力を研ぎ澄まして、

注意を自身のカラダに向けて、動きの過程を楽しんでいく。

このようにレッスンを重ねていくと、

動きや感覚の微妙な違いが 少しずつ分かってきて、

やりたいようにカラダのパーツを動かして、

全体に係わらせていく事が容易になっていきます。

力みが減って、

動きのコントロールもしやすくなります。

多様な場面に対応でき、

動きの改善に繋がっていきます。

体の内部にある、見えない部分、触れない部分を探っていくときにも、

イメージしやすくなり、大きな助けとなります。

上手くやろうとせずに

出来る動きのバリエーションを楽しんで

動きの繋がりを広げていくと、

カラダの秘めたるパワーが きっと見つかりますよ。

ATMって まるでお宝探しのよう!

動きを味わってくださいね。

動いて~ 感じて~ よりよい動きへ

LessonSumasu澄 ツダユキコ

2019-02-28 | Posted in FK Tokyo 通信, News, ReportComments Closed 

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