FK Tokyo 通信
時間、注意力、識別力
「体の中心を感じてまわす」のレッスンで感じたこと
イメージを使って、背骨から動きを始めるようにしながら、体をまわす動きを探索していきました。
受けたからは
お腹がこんなふうに動けるなんて、背骨の動きが自分には必要だと思った
疲れていたのか、すごく癒さた
初めはまわす動きが小さい部分しか感じなかったが、背骨を意識したことで背骨から細部にまで動きが伝わるのを感じた
背が高くなった、背骨からの動きを普段やらないので面白かった、何か使えそう
同じレッスンをしても、レッスンから感じ取ることは、実にさまざまでそこが面白い。
フェルデンクライスを始めた頃は、今日は股関節についてのレッスンだと言えば、レッスン後には股関節が楽になったといった感想や股関節の動きが悪いから股関節のレッスンをやりたいと思っています。
何度かレッスンを受けるうちに、全然関係ないと思われる部分ー思いもしない部分ーに影響することを体験していくと自分自身のとらえ方に変化が起こってくるようです。
このレッスンが何によいかという視点からこのレッスンで感じたことや変化を楽しみ始め、自然に普段の暮らしの中で変化に気づくようになります。
体の改善は、これをやれば、こうなりますとうような機械的なものではないのだと次第に感じ始めます。
モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」から
「注意力、識別力、理解を欠いた筋肉の使用は、だた機械的な動きに過ぎず、その場の効果以外になんの価値もない・・・・・そのような動きには、高度に発達した人間の神経系を必要としない。」
プラクティショナー サノケイコ
8/23(火),25(木)ATMレッスンご案内~胸郭を柔らかく
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」まわる・まわす
「体をまわすー胸骨と背骨の関係」
体をまわす動きは、日常の動きー歩く、頭を左右にまわす、ふりかえる、腕を伸ばす、寝返るなどーの中に沢山含まれています。
胸の前の真ん中にある胸骨と肋骨との境目の部分の柔軟さが、頭を楽に動かせるように変化していく過程を楽しんでください。
体をまわすときに、背骨に対して胸骨と肋骨の動きを感じ、頭の自由さを感じてください。
初めての方、パフォーマー、スポーツをしている方、何かを指導している立場にある方、障害をお持ちのご家族や介護の必要な人をささえている方、ご自身の動きを改善して自分のやりたいことを上達したい方、日常の生活を楽に過ごしたい方、どんな方でもでご参加できます。
プラクティショナー サノケイコ
*サノケイコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。グループでのレッスンだと自信がないとかトラブルを抱えている方などにも有効にレッスンを行うことができます。
ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。ご希望のい日時をご相談の上、決めさせて頂きます。からお申し込み頂けます。
8/20(土)ATMレッスンご案内~腕を回す
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」まわる・まわす
「からだと声の関係を探る」
胸部に繋がっているからだの部分を想像してみましょう。
首-頭部、 肩―腕、 腹部-脚。どこが緊張しても、呼吸、声の質、響きに関係してきます。
今回は肩から腕にかけて動かすことで、普段意識されない体の感覚、部分を探して、新しい動き、つながりを探していきましょう。
体の無駄な緊張を減らし、自由度を増やしていくことは、声の質、響きを広げていくのを助けます。
発声、呼吸に興味のあるかたをはじめ、運動の苦手な方、初めての方どなたでも参加いただけます。
澄まして 感じて よりよいうごきへ~
Lesson Sumasu澄 プラクティショナー ツダユキコ
ツダユキコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。こちらからお申し込み頂けます。
8/19(金)ATMレッスンご案内~背骨を感じて
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」まわる・まわす
「背骨を感じて」
からだの前面には意識を向けやすいものですが、背中はどうでしょうか?
太くて長い脊柱骨の通る背中を どれだけ意識して動くことができるでしょうか?
からだの中心としての背骨の動きを もう一度確かめることで、動きが変わるのか?お楽しみください。
ATMレッスンでは、普段の生活の中にはない動き、速度、姿勢等を通して、自分の中の新しい感覚に気付くことでしょう。
その小さな違いの気づきが、大きな変化をもたらし、動きや、パフォーマンスの改善、痛みの予防に役立ちます。
年を重ねても元気で歩いて活動していたい方、運動の苦手な方、初めての方どなたでも参加いただけます。
澄まして 感じて よりよいうごきへ~
Lesson Sumasu澄 プラクティショナー ツダユキコ
ツダユキコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。こちらからお申し込み頂けます。
違い感じ取る能力を高めて、新たな脳マップをつくる
「腕の周りで円を描く」のレッスンで感じたこと
腕のまわりを頭で円を描く動きが、首の付け根や胸の上の方をどのように使うかを探索していきました。
受けてくださった方から
座った時に坐骨が、はっきりしている
立つと安定感があり、どっしりしている
頭の動きをやっていたのに、骨盤や脚に変化が起こるのが不思議
難しいと思わる動きほど、動きを小さくし、その過程を繊細に感じた方が、自分に何かを教えてくれるのですね。
モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」より、以前にも紹介したかもしれませんが、違いを感じとることについて。
このことは最近出版された「脳はいかに治癒をもたらすか」ノーマン・ドイジ著の中でも紹介されています。興味があれば是非読んでみてください。
「以下の練習は、動きの努力ができるだけ少なくてすむようにつくられている。
細かい力の変化をつかむためには、力そのものがまず小さくてはならない。
動きのコントロールを改善して、より繊細なものにすることは、感受性を強め、
差異を感じ取る能力を高めることによってしか実現できない。」
違いを感じるとり、動きの変化に気づくようにすれば、今まで使われずにいた脳の部分は次第に使われ、新たな脳マップができるようだ。
プラクティショナー サノケイコ