体の末端部分の意識が、体の中心軸を見つける

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「足の指の付け根を意識して脚をスイングする」のレッスンで感じたこと

足の指の付け根の部分と踵を意識しながら、脚をスイングして体全体との関わりを探索していきました。

受けて頂いた方からは

初めに両脚をぴったりつけるのは大変だったが、最後はとても楽にできるようになった

立っている時の中心軸をはっきりと感じる

左足に体重を乗せにくかったが、今は両方の指のつけ根部分と踵を感じて体重を移動できるのを感じる

このレッスンで興味深く感じたことは、末端である足の指のつけ根の部分を意識しながら動きを行っていきました。

ですが、立った時に感じたのは、体の中心軸を明確に感じたことです。

フェルデンクライス メソッドでは、注意を向けた部分の変化もありますが、今回のように別の部分への影響が起こり、それは予測できないことです。

モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」より、意識と覚醒した意識についてご紹介します。ご参照ください。

「覚醒した意識とは、意識のなかで行っていること、あるいは、意識ているときに自分の内部で進行していることにたいする認識をともなった意識である。」

自分どのようにやっているかに注意を向けることは、自分の内部の感覚を繊細に観察していく過程です。

その過程が人によって違うので、感じることも一人一人異なり、予測できないのです。

プラクティショナー サノケイコ

2016-08-07 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

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