行動を意図から切り離す

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「自由な胸郭で頭を軽く」のレッスンで感じたこと

 

足から頭まで、力が背骨を通っていく感覚を味わい、最後に床の上で体全体で転がって起き上がって転がって遊んでみました。

受けた方からは

安定しているが、体全体が軽い

全体の感覚が違っていて、歩きが変化している

転がりながら起き上がるという目的を忘れ、床との接地面に注意を向け、いつ力が入るかに意識を向けて床を使うことを学んだ瞬間に、

体は自然に転がり座り、また転がり座りと続けていけるように変化していったことがとても面白かったです。

 

モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」から

「改善された行動の必要条件のひとつは、行動を意図から切り離すことである。

・・・・・これは自分の行う行動の質を理解する助けとなり、それを吟味する手段ともなる。」

起き上がろうとする意識が強すぎると床から早く持ち上げようとして体が緊張し始める。

床を十分に使う前に持ち上げてしまうので、力をたくさん使いすぎ、呼吸も制限され努力感を感じてしまう。

そのことに気づくことができれば、動きは自然に滑らかに少ない力で、起き上がり転がり続けることを実感できる。

自分自身で気づき、改善することができる。

このことは困難な状況になったときにも、ヒントになるか試してみたい。

プラクティショナー  サノケイコ

2016-07-14 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

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