姿勢をよくしたいなら、呼吸を改善するという選択肢を
「呼吸と姿勢」のレッスンで感じたこと
意識しながら、吸った息を肺全体のあらゆる方向へいれていきました。
呼吸の変化が、姿勢にどのように変化するかを試してみました。
受けた方からは
立った時の頭の位置が変わり、前はもっと前にあったが今はずっと後ろに来た
始めに立った時には自分の体が歪んでいると感じていたが、左右差があまりなく歪みが減った
呼吸をいろんなところに入れる度に、床と自分の体の接地面がドンドン変化して床に着く面が増えてくのを感じた
すっきりしていて、歩くと大地を感じる
もともと右の方に空気が入りずらいと思っていたが、それがはっきりと感じた。左はとても広がりを感じている
体が軽くなって、姿勢がはじめと違っている
こうしなければという考えにとらわれている時があると気づいた
自分自身の呼吸に注意を向けてるだけで、姿勢や自分のやっていることに気づいていました。
モシェの「フェルデンクライス身体訓練法」から呼吸について一部ご紹介します。
「呼吸活動は、重力にたいする体の姿勢に適応するものだということがわかるようになるだろう。
意識的な努力を一切せずに体を直立させている場合、つまり、全体重が骨格構造で支えられている場合、
呼吸は一層楽になり、リズミカルになるのがわかるだろう」
日常の動きの中で姿勢がよくないと感じたら、呼吸を観察してみるという選択肢をもってみてはどうでしょう。
プラクティショナー サノケイコ