動きの改善には、まず神経系の変化が起こる

頑張るを知る「骨盤からの力で楽にすばやく動く」レッスンの感想

骨盤を動かすのに、始まりをいろいろな所から初めてみました。始まりを変えると影響される動きの違いに注意を向けていきました。

次第にその骨盤の動きと腕とのつながりを探索し、体の前側が長くなって左右に転がっていきました。赤ちゃんがよくやっている動きで、誰もが昔々遠い昔にやっていたはずの動きでした。

受けた方からは・・・・

*骨盤の位置が今までよりずっと高くなった。今まで2.5倍くらい振り向きやすい。

*姿勢が変わり、真っ直ぐにすっと立っている。後ろから見たら、見返り美人になった感じ。

*動きが難しく、途中で分からくなった。それでも、緊張が静まるようになる。

*首が痛かったのが、今全然、痛くない。

*気分が重かったのが、スッキリした

私から見ていて、いつも感じることはレッスン前とレッスン後、参加者の顔の表情が、変化することです。

モシェの本で「運動は神経系の状態を反映する」について、こんな風にを言っています。ご参考までに

「筋肉が収縮するのは、絶え間なく送られる連続した信号(インパルス)の結果であり、従って、直立姿勢の筋肉パターン、顔の表情、音声は、神経系の状態を反映している。だから、外界に向かって目に見える変化を生み出す神経系に変化が起こらなければ、姿勢も表情も声も変えることができない。」(フェルデンクライス身体訓練法から抜粋)

「身体行動の改善は、中枢コントロールの変化を反映しており、これが絶対的支配力をもっている。中枢コントロールの変化、すなわち神経系の変化である。」

レッスンで皆さんが感じたことは、脳と神経系の変化がまず起きなければ、動きは改善しないわけですね。

プラクティショナー  サノケイコ

*FIレッスンでは・・・・

ATMレッスンの言葉でのレッスンの代わりに、FIレッスン(個人レッスン)では手 で行うレッスンです。ATMレッスンでは感じられなかった感覚が明確になり、プラクティショナーの手が自分自身の動きに注意を向けさせてくれます。ATM レッスンと併用することで更に感受性は高まり、改善する ことができるレッスンです。FIレッスンもどうぞ体験してください。詳しくはこちらをご覧下さい。

 

 

 

2015-07-29 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

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