違ったやり方で学ぶこと

ショッピングを楽しむー「顎のバランス」のレッスンから感じたこと

顎を円形状に動かして、顎の動きがどのようなことをもたらすのかを体験していきました。

仰向けで顎を左右に動かすと、行きやすい方と行きにくい方が有ります。顎が行きやすい方と肩や骨盤を持ち上げやすい方とを比較してください。

例えば、顎が右に行きやすかったとき、右の肩や骨盤は持ち上がりやすいか?それとも持ち上がりにくいか?右側を下に横向きに寝たときと左側を下に横向きになったとき、顎がより重力に引っ張られていくと感じる方は、顎が行きやすかった方ですか?

顎の動きが体の他の部分で影響されることを観察すると、今まで気付かなかった自分の習慣的に使うやり方が明確になりますね。

顎が円形状にどの方向へも楽に動いていけば、体全体の動きも変化をもたらします。

レッスンを受けた方の感想でも

自分の体の動きが感じられて、面白い。

肩や骨盤の持ち上がりにくい方も上がりやすくなった。

肩や骨盤の動きがやりやすくなると頭も左右に動かす動きも楽になりました。

顎の部分の動きだけでも体全体へ影響されるということが、どのくらい見えなかったものが見えるようになるのでしょう。

知らないうちに力を入れているとき、顎の動きから全体の動きの力を減らすこともできることがわかれば、動きの選択肢は今より広がってもっと楽に体を使えます。

モシェ フェルデンクライスの言葉を紹介します。(心をひらく体のレッスンより)

「もし機械的に練習することで学ぶことが出来るのであれば、算数を覚えたい場合には座ったままで4×5=20を20回繰り返せばいい訳けです。なぜみなさんはそれをしないのでしょう?なぜそれをする必要がないのでしょう?それはみなさんが百ほども違ったやり方で20という答えを出せるような学び方をしたからです」

一つのやり方だけをやり続けことは、自分自身を制約させてしまうことになるかもしれません。

2014年12月28日 @ 10:30 AM – 11:30 AMのレッスンでは、更に顎と骨盤との関わりを体験します。

プラクティショナー サノケイコ

2014-12-21 | Posted in FK Tokyo 通信, ReportComments Closed 

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