どのように感覚を使って・・・・

「立つ~バランス」のレッスンで感じたこと

このレッスンでは立った姿勢で頭や背骨の動きが足とどのように関係しているかを足から探索しました。

最後に振り返る動きがどのように足との関係があるかを試しました。

振り返る動きから左右の振り返り方の違いを観察しました。

ある人は、片方は振り返りやすく、中心を軸に体全体を回していて足の上に体重がしっかりと移動するのを感じました。ところが、反対側は中心軸から外れるように体を回し振り返っていました。

このレッスンを通して足をどのように使っているかの感受性が高まり、自分が左足を使っていないことに気づきました。

歩いているとき、踊りの中でピルエット(体を回転させる動き)の時にも、体重を移動する際に左足を使っていないと気づきました。つまり、左足を充分に使えていないことが様々の動きを妨げていることが分かりました。これから色々なレッスンを受ける中で、自分への注意の向け方が変わっていき、日常に動きでも自ら発見できれば、動きはどんどん変化していくのでしょう。

このレッスンで自分のやっていることをただ知るのではなく、どのように感覚を使って自分のやっていることを感じていくかが改善への道を見つけることになっっていくと感じました。

ある人は、片方の肋骨の硬さが片側への振り返りをやりにくいと感じていました。常に片側の肋骨の硬さが動きを妨げていると感じていたのが、視点を変えることで動きはやり易いと感じたのです。

つまり、多くの人は何かしらの痛みや硬さやトラブルを抱えています。動きを妨げているのは、脳がいつもそのことに捕らわれて他のやり方を知らないこともあるでしょう。

レッスンを通して、どのように感覚を使って自分のやっていることに視点を変えていくかが、全体の動きを変えていくかを楽しんでいました。

フェルデンクライス メソッドを使って、自分のやっていることにどのように感覚を使って動きを探索していくかを体験してください。

プラクティショナー サノケイコ

2014-12-15 | Posted in FK Tokyo 通信, ReportComments Closed 

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