秋のおしゃべり~楽な動きって?~ツダ ユキコからreport~

4人のプラクティショナーが 、月ごとに自分の感じていることやお知らせしたい情報などフェルデンクライスに関することを皆様にお届けしています。

第41号-2019年11月は、ツダ ユキコからお届けいたします。2019年12月はサノ ケイコです。お楽しみに。

 

 

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秋のおしゃべり~楽な動きって?

 

フェルデンクライスのレッスンの感想で、楽になった、楽に動けるというよく言葉を耳にします。

『楽』 とはどんな状態なのでしょうか?

辞書によると、

辞書A    ・心身に苦痛などがなく、快く安らかな事。

・たやすい、簡単な事

辞書B    ・身も心も安らかな事

・簡単で易しいこと。苦労がないこと

辞書C    ・心身に苦しみや苦労がない

・たやすいこと、容易なこと。

一つは 心と体両方が係わる心身共に安らかで苦労がないこと

もう一つは、 目標に向かって、作業が簡単、容易なこと

 

 

すると、レッスン後に感じる『楽に動ける』とは、

気持ちも体も特別な努力を感じないで動ける感じ。 

カラダも気持ちも軽やかな感じということなるでしょうか。

 

『楽』についてもう少し考えてみます。

どんな時に楽を感じるのでしょうか?

初めてのことは誰でも躊躇したり、構えたりしますが、

経験したことのあることは少し楽と感じる。

さらに、数多くしていることはもっと楽で、苦を感じにくい。

という様に、経験値が大きいほど楽と認識される時があります。

慣れている動きは、そこに注意を向けないですむので、

楽な動きだと感じるのですね。

これが、カラダにとって負担のない楽かどうかは、

あまり関心事に上がらず、それどころか、感じることさえ分らなくなっていることも多いのです。

社会生活の中で、慣れている動きは、強く時短と結びついているからかもしれません。

この『楽の感違い』長引き、カラダに負担がかかり続けると、

やがて悲鳴を上げ痛みとしてサインが出ることにもなります。

不調や故障は、このような原因からのことも少なくないのです。

 

では、この楽と思い込んでいる動きから離れて、動きを学びなおすにはどうすればいいのでしょうか?

モシェ・フェルデンクライスは、レッスンの中で、出来るだけ力を使わない小さな動き、ゆっくりとした動きを指示します。

慣れている動きが出にくく、感覚を澄ますことが出来て動きの学習を促す助けになるからです。

感覚を澄ませて、自身を感じて、問いかけを持つことは 幾つになっても誰にでも出来ることです。

ここからかつて赤ちゃんだった時のように、学習が始まります。

この学習の仕方を学んで、よりよい動き、より心地よい生活を皆様が楽しめますように、

お手伝いでさせていただくことが出来れば嬉しく思います。

 

澄まして~ 感じて~ より良い動きへ

           Lesson Sumasu澄 ツダユキコ

2019-11-30 | Posted in FK Tokyo 通信, News, ReportComments Closed 

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