ありのままの感覚で世界をみれば
6月のレッスンは円を描くを共通のテーマとしてレッスンを行いました。
「立つ」動きに何かしらの違いを感じてくれたらいいなという思いでレッスンを構成しました。
レッスンを通して受けてくださったからは
様々な感想がありました。
頭が軽くなった
背が高くなって、余計な力入れないで立っていられる
足の裏をしっかりと床を感じて、足首が動いて歩いているのを感じる
上手くできていないことに注意が向いていることに気づいた
首の後ろやアゴ周りが気持ちよく、すっきりした
いろいろなレッスンをやって一人一人が感じたことや気づいたことは、どんなことでも自分の中のまだ気づいていない何かを見つけることにつながるだろうと思います。
ところが、こうした感じたものに何の意味があるか?と考えてしまうかもしれません。
また自分がわからないものは、意味のないものと考えてしまうとか。
養老孟子さんがあるテレビ対談の中で言った言葉で
「心や感覚に身をゆだねてはどうか?頭でばかり考えずに」
「我々は感覚でいったい、何をまずとらえているのだろうか?
それは世界の違い、変化である。
何も変化しなければ、例えば、何も音がしなければ、
耳は動かない。
ありのままの感覚で世界をみれば、違ってみえる」
遺言という本の中でもっと詳しく感覚、意識などについて興味深く書かれています。
読んでみるのもよいのではと思います。
分からないことをもっとあそぶように面白がると何か違うものが見えてくるように思うのです。
プラクティショナー サノケイコ