FK Tokyo 通信
隅々まで同じ質の動きがゆきわたる
「股関節と軽やかな脚」のレッスンで感じたこと
足首の動きから股関節へどのように影響するか、そして股関節の感覚の変化か次第に腕を伸ばすのに体全体をどのように使うかを探索していきました。
受けてくださった方からは
脚のつけ根あたりが開放された感じ、実際の生活の中の速さで歩いた時にどうなるか
腕を伸ばした時の体の長さを感じた
右だけやって立った時、右の足の裏のぺったりと着いて背中も違っている
お尻の形が変わったように感じて、足の裏が床にぴったりついている
脚の動きが股関節とつながっているのを始めて感じて、歩きやすい
股関節を感じて歩くのレッスンで感じたことが、更に明確に股関節を使うと足が出やすいと分かった
多くの方が立った時の足の裏の接し方に違いを感じていました。
レッスンでゆっくり動いて感じた経験を、実際に走る、歩く時のある程度の速さにどう繋げればよいのだろうか?
モシェ著の「心をひらく体のレッスン」から速さと急ぐことについてご紹介します。参考になるといいのですが。
「速く動きたいと思うと、必要もない制約を自分に課すことになるのです。
だからこそ、金メダリストになるには、ランニングに時間を費やすことではなくて、自分の中の無駄な動作を点検することが重要なのです。」
「ゆっくり動くとわかるでしょうが、本当に大切なことはからだの隅々まで同じ質の動きがゆきわたることです。そして、それが速い動きの質なのです。」
そして「急いでいるのか、それとも余裕をもって自分のペースで行動しているかはものすごく重要なことです。」
速く歩きたければ、ゆっくりとした動きでどのように歩いているか。
急ぐのと速く動くことには違いがある。
走りの速い人の動きを見ていると、全力を使っていても何か余裕のようなものを感じる。
https://youtu.be/7zT0ALgxOw0
プラクティショナー サノケイコ
6/17(金)ATMレッスンご案内~足首と足指
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」走る
「足を知る」
身体全体を支えているのが足ですが、普段見過ごされがち。
レッスンでは足首、足指を探索して、その感覚を楽しみます。
さて床に立ったときの変化は?。。。
走ったり歩いたりの動きを改善したいと思っている方、移動の軽快さを求めている方をはじめ、どなたでも参加いただけます。
澄まして 感じて よりよいうごきへ~
Lesson Sumasu澄 プラクティショナー ツダユキコ
ツダユキコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。こちらからお申し込み頂けます。
小さな動きをするのは?
「股関節を感じて歩く」のレッスンで感じたこと
骨盤と膝を動かす方向を反対に動かしてその間にある股関節の動きに注意を向けていきました。
歩く時にその股関節の感覚を使って、今まで歩るきとの違いを感じてもらいました。
受けた方からは「こんな風に歩いたのは初めてで、このように意識して歩いたら疲れない気がする」という感想が多かったようです。
その中で受けた方からある質問がありました。とても興味深いものでした。
「フェルデンクライスでは小さい動きで行うほうがよいということでした。実際自分もほとんど動きはなくても小さい動きで十分感じている。
大きな動きをやらなくても感じることができるのだが。
先生が骨盤の動きを手で明確に示したので、そんなに動かすのか?小さい動きで言ったのにもっと動かせと言うことか?」
5月はATMレッスンで言葉と手で触れることで感受性を高めてもらうという企画をやっていましたので、手で骨盤を触れることをしました。
この質問を受け、小さい動きについて考えました。
フェルデンクライスでは動きを行うときに小さい動きから始めるように注意を促します。
多くは力を入れていることに気づかずに動かすことに一生懸命になりがちで、自分自身の内側の繊細な違いに気づきにくくなってしまいます。
力を減らして小さい動きでやり始めることで、より繊細な違いを感じ取るために必要なやり方です。
今回このような質問を受け、「フェルデンクライスでは小さく動くものだ」という習慣的な考え方に私自身が疑問を持つことになりました。
*動きをやる時に、小さい動きでやるものでその方いいからやる。小さい動きをしなくていけないと思い、少し動きを大きくすると動きを抑制してしまう
という風にして動きを観察するのと
*その動きをやろうとすると自分はどのようにやっているか?に注意を向けてやると、自然に自分自身が感じられるように力を減らして小さな動きになってくる。
このように同じ「小さい動き」を行う時に、その過程が違えば気づくことも違ってくるのではないかと思います。
そして、小さな動きで観察をしていると、次第に動きは体のあらゆる部分を使えるようになり、大きな動きへと移っていくように構成されています。
モシェの「こころをひらく体のレッスン」から
「学ぶときに大事なことは、何を学ぶかではなく、いかに学ぶかなのです。」
「学習というものは、自分にできることを別のやり方でもできるようになり、選択の幅が広がるようになる過程であると言えます。
違いが重要です。そうでなければ選択の余地はありません。
これこれの動きをしろと強制するものはだれもいません。しかし、選択の自由は自分のものです。」
フェルデンクライスのトレーニング中のATMレッスンで、先生が「いくつか違うやり方で試してみて」とよく言われました。
その時の自分は選択肢は一つしか思いつきませんでした。どのようにやっているかを観察してなかったからです。
この動きをすると自分の体はどんな風に動いているか先入観にとらわれずにただ観察することで選択肢は、おのずから見つけるようになりました。ですが、このことに気づくまでに、私はとても沢山の時間がかかってしまいました。
動きをするときに何かに捕らわれいると、ただ観察することから離れてしまうのではないか。
小さい動きについて改めて考えるチャンスをもらい、クライアントさんからの質問は本当に自分の中の習慣的な考えに気づかせてくれます。
プラクティショナー サノケイコ
6/16(木),19(日)ATMレッスンご案内~股関節と上体の動き
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」走る
「股関節ー力を入れる・緩める」
前半は股関節の動きを探索し、後半は股関節の動きが上体を動かすときにどのように影響するか。
おしりに力をいれた時、力を入れるのをやめた時との違いが、骨盤、腰、胸にどのように影響するか。
股関節の動きに注意を向けて、全体の動きにどんなことが起きるかを楽しんでください。
初めての方、パフォーマー、スポーツをしている方、何かを指導している立場にある方、障害をお持ちのご家族や介護の必要な人をささえている方、ご自身の動きを改善して自分のやりたいことを上達したい方、日常の生活を楽に過ごしたい方、どんな方でもでご参加できます。
プラクティショナー サノケイコ
*サノケイコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。ご希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。からお申し込み頂けます。
6/14(火)ATM ご案内~「骨盤と脚のつながり」
レッスンテーマ;「床を使って動くシリーズ」走る
「骨盤と脚のつながり」
歩く、走る、に係わっている部分といえば、まず、足、脚、腰が、思い浮かぶでしょう?
毎日無意識に、動かしていますが、その動きに、どのくらいの部分が係わることができるでしょうか?
自分の感覚を大切にして、動きのつながりをたどっていきます。
レッスンは、自分のためにたっぷりと時間を使って 無理のない動きで行います。
初めての方も、お気軽にご参加いただけます。
澄まして 感じて よりよいうごきへ~
Lesson Sumasu澄 プラクティショナー ツダユキコ
ツダユキコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンでは、個人のリクエストに対してレッスンしますので、よりダイレクトに働かけることができます。ATMレッスンと併用すると動きが改善され、自分のやりたいことができるようになります。希望の日時をご相談の上、決めさせて頂きます。こちらからお申し込み頂けます。