FK Tokyo 通信
12/6(木),9(日)ATMレッスンご案内~「連なる背骨~胸郭を柔らかく」
レッスンテーマ;連
ー「連なる背骨~胸郭を柔らかく」
胸郭は肋骨、胸骨、背骨の胸椎の部分を指しています。
骨盤や頭、目との関係の動きや胸とお腹の関係の動きを行うことで
胸郭が自由で柔軟な動きに変化していく過程を体験します。
動きによって、連なる背骨がどのように体の中を力が伝わっていくかを
感じてみます。
初めての方、パフォーマー、スポーツをしている方、セラピスト、何かを指導している立場にある方、障害をお持ちのご家族や介護の必要な人をささえている方、ご自身の動きを改善して自分のやりたいことを上達したい方、日々の生活をより快適に過ごしたい方、どんな方でもでご参加できます。
プラクティショナー サノケイコ
*サノケイコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンとは「感覚システムの最も古いものに注意をむけさせる。緊張感が減り、呼吸が深く、規則手になり、腹部が緩み、循環が行くって表面が拡張するなどの感覚に引き込まれていく。意識レベルでは忘れていたパターンを感じ、幼い子供だった頃の幸福感を思い出す」モシェの言葉の一部より
サノ ケイコからreport~人間はみな踊り手
4人のプラクティショナーが 、月ごとに自分の感じていることやお知らせしたい情報などフェルデンクライスに関することを皆様にお届けしています。
第29号-2018年11月は、サノ ケイコからお届けいたします。2018年12月は佐藤 英行です。お楽しみに。
***************************
先日、レッスンを受けてくださった方とお話をしていて、
楽器を演奏する場合は、楽器が音を出してくれるが、
ダンサーは、自分の体が楽器として動きをしないといけないから大変なのではという話があり、
そのことについてちょっと書いてみようと思います。
私はダンスをやっていたのですが、習い始めは舞踏家である伊藤道郎の研究所で団員だった先生に
習い始めました。
伊藤道郎振り付けの踊りは、とても素敵な衣装で踊りも難しものでした。
その伊藤道郎先生の言葉の一部を紹介したいと思います。
「音楽家の場合は数多くある楽器を選ぶことができますが、
舞踊家の肉体はすでに自分に授けられたものでありますから
他にこれを求めることはできません。
それゆえ舞踏家としては、自分の体を舞踊に適した体に作り上げなければなりません。
ここに我々は生きるという事、自分を美しく築き上げる大きな希望が生まれてくるのです。」
全部をご紹介できるとよいのですが、とても長いので、ほんの一部をご紹介いたしました。
ここでは舞踊家について限定しているように書かれていますが、
最後には「人間はみな踊り手であれ」と言っています。
舞踊、舞踏家といっているところを、自分自身と置き換えて読んでみれば、
フェルデンクライスの考えと同じように思います。
どんな人も、自分自身のために、日常の動きをより良くすることを学ぶことが必要だと感じます。
プラクティショナー サノケイコ
2018年12月共通のATMレッスンテーマ
2018年12月のテーマ;「連」
今年一年を漢字で表してみました。
つながり、連携、連なり、連鎖、波紋などのイメージで、
レッスンを行います。
自分自身を知る方法を学んでいくと、自分の中にある答えを見つけ、
自己イメージ、社会と自分、他人と自分との関係がどのように違っていくでしょう。
より良い豊かな人生に、自分のやりたいことができるように、
動きを通して気づくチャンスをお試しください。
動きを通して、あるゆる動きを経験し、今とは違う感覚で自分自身を感じ、
自分のやりたいことへ繋げ、日常の動きをもっと楽に軽く動ける感覚を是非体験してください。
初めての方、パフォーマー、演奏家、指導する立場にある方
自分自身についてもっと知りたい方
介護をなさっているご家族、日常の動きをもっと楽にしたい方など
声に関心のある方 → 体は楽器。過度な緊張の軽減など体のコンディション作りに。
仕事で緊張、ストレスが続く方、
病院で治療が終わったのに何かおかしい?リハビリをやってもなんかシックリ来ない?と感じている方
「痛み 」や「その不安」に全てを支配されている生活を、少しでも変えたい方。
どなたでもご参加できます。
フェルデンクライスの時間をより多くの方に楽しんで頂きたく、新たな試みをやっていこうと思っております。
どうぞフェルデンクライス メソッドレッスンを経験し、日々の生活を豊かに。
こちら12月スケジュール欄をご覧下さい。
11/29(木)ATMレッスンご案内~「背骨を柔軟に、頭を軽く」
レッスンご案内;リバーシブルな動き
ー「背骨を柔軟に、頭を軽く」
背骨の一番上のところに乗っている頭は、とても重いです。
動きはシンプルで、小さな動きでリバーシブルな動きを軽く行います。
背骨、背中の動きがどのようにかかわっているか注意を向けていきます。
あらゆる部分の観察が、動きを柔らかくし、次第に妨げるものが減っていきます。
頭で考えたり、動きを修正しようとしないで、
頭と背骨のつながりのより良い感じを捉えていきましょう。
初めての方、パフォーマー、スポーツをしている方、セラピスト、何かを指導している立場にある方、障害をお持ちのご家族や介護の必要な人をささえている方、ご自身の動きを改善して自分のやりたいことを上達したい方、日々の生活をより快適に過ごしたい方、どんな方でもでご参加できます。
2018年11月29日 (木) 10:15 AM – 11:45 AM
プラクティショナー サノケイコ
*サノケイコのFIレッスン(個人レッスン)のご案内 *
FIレッスンとは「感覚システムの最も古いものに注意をむけさせる。緊張感が減り、呼吸が深く、規則手になり、腹部が緩み、循環が行くって表面が拡張するなどの感覚に引き込まれていく。意識レベルでは忘れていたパターンを感じ、幼い子供だった頃の幸福感を思い出す」モシェの言葉の一部より
床を感じて転がる動きを体験して
床を感じて左右に転がるをテーマにレッスンを行い、気づいたことをちょっとお話します。
受けてくださった方たちからは
いつもよりスタスタと自然に速く歩ける
背中がすっと立ち上がった
肋骨。胸の辺りに空間を感じる
足の裏が安定して感じられる
ドーンと重たい感じ、しっかり立っている感じ
腰の位置が高くて、肩が下がった
ただ転がってただけどだったけど、こんな感覚になるなって
転がるって普段やらないので、やろうと思うと意外にできない
一人一人様々な感覚を楽しんでいました。
左右に床を感じて転がる動きを探索して、
私自身興味深く感じたことは左側の感覚がより鮮明に感じられ、
その感覚は新鮮で、いつも見ている左側の感覚と違っていました。
自分がいつも右側の感覚を優位に使っていたんだなと気づかされました。
転がるという動きは、立つための準備としてのとても重要な動きの一つなのではないかなと、
レッスンを実際にやってみて感じたことです。
頭で考えていたこととは違っていました。
プラクティショナー サノケイコ