努力を大きくしても・・・・

移り変わりの時~目覚めと気づき~「目ー見上げるー」レッスンで感じた事

今回の興味深く感じたこことは、目と頭の動きを別々に動かすことが全体の筋肉の緊張にどのように影響するかでした。

わかりやすくするために、立って後ろに壁がある状態で、どのように立っているかが、どのように変化するかを観察してみました。

初めは、後ろに壁があると困難な感じでした。レッスン後は、なんの努力をしなくても、後ろの壁を気にすることなく、立っていられるようになりました。

大きな違いをもたらしました。受けた方自身も、なぜこんなに違うのか不思議に感じ、面白さを感じていました。

モシェの本の中でこんなことを言っています。(フェルデンクライス身体訓練法より)

「努力を大きくしても行動が良くなるわけではない。

外に現れる結果だけを求めて頑張ると、動きと行動の習慣パターンを打ち壊すというこの訓練の目的を通してこそはじめて獲得できる改善をほんの一部でも実現することすら不可能になるのだ。」

レッスンを受けるときに、力を減らして、楽な範囲で行い、フェルデンクライス メソッドの動きから起こっていることをただ観察し、違いを感じ取っていくとこんなにも大きな変化を持たすことになるのだということを感じたレッスンでした。

日常で努力することに慣れていることが多いのですが、努力しないでやることは大切ですね。

プラクティショナー サノ ケイコ

*FIレッスンでは・・・・

ATMレッスンの言葉でのレッスンの代わりに、FIレッスン(個人レッスン)では手 で行うレッスンです。ATMレッスンでは感じられなかった感覚が明確になり、プラクティショナーの手が自分自身の動きに注意を向けさせてくれます。ATM レッスンと併用することで更に感受性は高まり、改善する ことができるレッスンです。FIレッスンもどうぞ体験してください。詳しくはこちらをご覧下さい。

2015-03-05 | Posted in FK Tokyo 通信, ReportComments Closed 

関連記事

Menu