見えるようになる学びには ~サノ ケイコreport~
プラクティショナーが 、自分の感じていることやお知らせしたい情報などフェルデンクライスに関することを皆様にお届けしています。第92号ー2025年2月・3月はサノ ケイコがお届けします。
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「夢を叶えるために脳はある」という本の中から視覚に関する興味深いことをご紹介しようと思います
一部を要約しますと
目でみえる人が富士山の絵を描くとワンパターンな横から眺めた2次元的な三角形の富士山しか浮かばない
富士山の絵を目の見えない視覚障害の方に富士山を描いてもらうと、斜め上から見た富士山の絵を描く
見える人は網膜を使ってしか富士山を見ていない
目の見えない人は、目の代りに触覚を主に使って情報を仕入れる
まだ視覚が十分に発達していない赤ちゃんも手で触って周囲を把握する
皮膚を通じて富士山を「見る」と立体的な映像となって脳裏に浮かぶわけだ
私たちは視覚に頼って生活している、つまり視点が極端に偏っている。見えるから、逆に視野が狭い
視覚経験によって富士山をイメージするから、斜め上の角度から富士山と描くという発想に至らない
身体が思考をしばっている
もう1つの興味深いことは
目はものを見るために発達したと思っていたかもしれない
目さえあれば、ものが見えるようになるわけではなく自分の身体の経験を通して手間暇をかけて吟味しながら、光情報の解釈の仕方を学習しなければ「見える」ようにならない
じっくりと時間をかけた自発的な経験が必要なんだ
フェルデンクライス•メソッドでは、言葉だけで動きを行うATMレッスンと
触れることで動きを感じていくFIレッスンがあります
2つの方法で学ぶのは、このメソッドの特徴と言えます
ATMレッスンは、視覚に頼らずに自ら能動的に動かなければなりません
FIレッスンでは、触れてもらうことの感覚を使い、視覚に頼らずに動きを感じていきます
私たちはすでに、日常の生活の動きを学んできました。
身体が思考をしばっているのであれば、自分の体の動きの経験を通して、
時間をかけて自ら動いて学ぶことができる
本のタイトルの「夢を叶えるために脳はある」ということを考えていきたい
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