重力の影響を減らすことで神経系に変化を~サノ ケイコreport~
プラクティショナーが 、月ごとに自分の感じていることやお知らせしたい情報などフェルデンクライスに関することを皆様にお届けしています。第74号ー2022年11月はサノ ケイコからお届けします。
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モシェの考えに沿って考えると、ATMレッスン(Awarness Trough Movement)では、最初に重力の影響を減らし、神経系を解放するために”仰向け”の状態から始める。
「仰向け」の姿勢から始める理由は、重量に引っ張られることで神経系の反応は習慣になっている。重力の影響を減らすか取り除くことで神経系に変化をもたらすことになる。
そして、スキャンすることで学んでいきます。これは、自分自身の身体が床とどのように接しているかに詳細に注意を向けます。より床を押している、接してところ、床から持ち上がっている所がどのようになっているかに気づくようにします。
床から持つ上がっているのは、どこかの緊張が高く、どこかの筋肉が使いすぎているということを意味している事でしょう。
筋肉の緊張に気づくことによっても改善されますが、
腕を伸ばしたり、ねじったり、靴の紐を結んだり、座ったり、立ったり、歩いたり、走ったりなどの日常の動きの向上、改善に結びつけるには、骨格とその方向性の気づきが欠かせないのです。
ATMレッスンは自分で動きを行うことで、FIレッスンは手で触れることで骨格や伝わり、望ましいアライメントをつくり出し、改善を可能にするように行います。
日常の動きが自分のやりたいことにどのように活用することができるかを学ぶことが最も大切な部分だと思う。
プラクティショナー サノケイコ