ツダユキコからのReport~「知っている」を気づきの始まりに 動きの探求」

4人のプラクティショナーが 、月ごとに自分の感じていることやお知らせしたい情報などフェルデンクライスに関することを皆様にお届けするという企画をいたしました。

第4号-10月は、ツダ ユキコからお届けいたします。11月はサノケイコが担当いたします。

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ツダユキコから10月のおしゃべり

「知っている」を気づきの始まりに 動きの探求」

習慣化された動きを変える時

私達は、動きのパターンをいくつも学んできて、意識せずに組み合わせて使っています。

そのお陰で、同時に多くのことをこなしていけると思うと、脳の偉大さを感じます。

そんな無意識な動きですが、悪い習慣になってしまった動きを見直したい、改善したいときは、

どうしたらいいでしょうか?いったん身に付いてしまったパターンから抜け出すことは、

なかなか難しい。分かっているけど止められないのが、癖ですから。

フィードバックを繰り返し、脳は進化を続けている

モシェの研究してきたレッスンの動きは、習慣的な動きが抑えられる様に工夫されています。

その「習慣的でない動き」の感覚が、脳にとってとても重要で、受け取った情報は、

次の運動の指令に活かされていきます。脳への情報、更新と指令が繰り返されることによって、

脳は進化し続けて、自然と動きの改善へとつながっていきます。

フェルデンクライスのレッスンの魅力

レッスンを重ねていくと、カラダの状態を受け止めることが容易になって、

より活発に脳へのフィードバックが進んでいきます。

大切なの事は、頑張らず、動きを楽しんで、自身の感覚や、気づきを大事にしていくこと。

筋トレや、動きを矯正するトレーニングとは大きく異なるところです。運動に弱い方、苦手な方など、

自分に合った動きで参加できるのも、もう一つの魅力です。

プラクティショナーは、動きを通してからだに注意を向けていただけるように、お手伝いをさせていただいています。

澄まして 感じて よりよい動きへ

LessonSumasu澄 ツダユキコ


2016-11-16 | Posted in FK Tokyo 通信, ReportComments Closed 

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