改善すべきは、過程の質

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「床を使って動くシリーズ」歩く

「肩の意識と全体とのかかわり」レッスンで感じたこと

肩と骨盤、肩と背骨、肩と肩甲骨など肩と他の部分との関係を探索していきました。

肩の意識がレッスンを通して、今までの意識と変化するとどのような感じがするかを楽しんでいきました。

受けた方からは

胸の前側が広がった感じがする

腕を伸ばす時に直線のイメージだったのが、肩の所が回っているように動いていると気づいた

肩が全身をこんなに関わっているとは思わなかった。足からのつながりが、体の中を通り抜けているとは驚いた

自分の骨盤の捻じれが分かった。壁を背にして立った時に、片側の脚が壁から離れていたのを着けようとして膝を後ろに押していた。

だけど、ただ前に出ていた方の骨盤を後ろにするだけで右と左の脚が壁に接していると発見した。こんな簡単なことだったのかと気づいた

自分自身がやっていることに気づくと自然にどうすればいいのか、‥‥‥答えは自分の中にあるのですね。

モシェのフェルデンクライス身体訓練法より改善についてをご紹介します。

「人間という構造の場合、壊れたレンガを修理したり、なくなったレンガを補充したりできるわけがない。

人間の生命は、途絶えることのない一貫した過程であり、改善すべきはその過程の質であって、その人の性質や気質ではない。

この過程に働きかける要因は数多いが、それらを互いに結び付けて、過程がなめらかになり、自然に調整されるようにしなくてはならない。」

私がフェルデンクライスを始めた頃は、レンガを修理したり、補充すると思っていました。

ですが、失敗からどのように学ぶかの過程が大切なのですね。

 プラクティショナー  サノケイコ

プラクティショナー  サノケイコ

2016-05-26 | Posted in FK Tokyo 通信, VoiceComments Closed 

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